ノーラエンジニアリング(株)は、その前身である(株)サンエツの時代(1980年以前)から、建築設備衛生配管はステンレス配管に移行していくと考え、フォーカスして参りました。しかし高価な継手部材が加工管のイニシャルコストを押し上げ、鋼管・ライニング鋼管の仕様を変更するのが非常に困難で、限られた物件にしかステンレス配管は採用されていません。
ノーラエンジニアリングは設立とともに、サンエツ時代を含む活動を合計すると実に40年以上ステンレス配管の開発・普及に努力してきたことになります。私どもはその間あらゆる腐食を経験・解明してきた事で、ステンレスこそが安全で半永久的な配管材料であると確信しております。
しかし、ステンレス鋼の弱点は、希少金属ニッケル等を含む金属なので世界相場の影響によりコストの安定化がむずかしいところにあります。つまり長期計画の建築物件では採用され難いのが現状です。ステンレスが錆びにくいのは、クロムによる不動態皮膜が表面にある事に起因します。私どもは長年の研究でニッケルを添加しないフェライト系ステンレスSUS430LX材が配管に最適である事を突き止め、商品化をしました。従来のステンレスとともにフェライト系ステンレス加工配管をPR・販売していきます。
当社には「ステンレス何でも相談室」がございます、どの様な事でも気楽に相談してください。今までの経験を生かし、必ずご期待に沿えると確信いたしております。