連結送水管とは
外部からの消火活動が困難な、7F以上の建物や、5~6Fで6000㎡以上の建物、1000㎡以上の地下街に設けられます。送水口、送水配管、放水口で構成されています。建物の一階部分にある消防車から強制的に加圧した水を送る為の送水口と、各階にある放水口を、配管(送水管)でつなぐことから「連結送水管」といいます。
特徴
Feature
1溶接の手間を省き納期の短縮が可能です。
フランジ部を固定フランジから管端つば出し加工でルーズフランジを使用することにより、溶接の手間を省くことで、納期の短縮化やコストダウンを図ることができます。使用する継ぎ手やルーズフランジは、それぞれ消防認定を受けた安心の認定品です。
消防認定品
[管端つば出し継手(消防認定品)]
管端を弊社独自の母管材質を変えない方法で「つば出し加工」して、ボルト・ナットで接合する溶接不要の画期的な鋼管接合方法です。フランジ形接合につき、抜管漏水事故の心配がありません。
[CFジョイント(消防認定品)]
「つば出し加工」を施した配管を接続する新型のルーズフランジです。従来型と比べると様々な点でメリットがあります。
[バーリング加工(消防認定品)]
パイプの内径から油圧シリンダーで特殊金型を引き上げることにより、ステンレス製配管の枝管の溶接が可能にしました。建物にあわせた形状のステンレス製送水管が製造できます。
[ハウジング工法(ヴィクトリック社認定品)]
ハウジングジョイントを用いて配管を接続することにより、地震による層間変位、配管の伸縮を吸収します。
[転造リング式ハウジング形管継手]
SUSリングの溶接が不要のため、コストダウンが可能です。溶接加工を行わないため納期も短縮。リングタイプにより脱管の可能性がさらに低減します。
認定番号:PJ-006号(タイヨージョイント社 認定品)
サイズ範囲:75Su~200Su
2重量が60%軽減するため安全性が高まります。
従来の連結送水管の配管では、圧力配管用炭素鋼鋼管を使用しており、重量も重いため配管作業にも危険が伴いましたが、JISG3448(SU管)に変更することで重量は、約1/3になり大幅な軽量化が可能になるため工費のコストダウンが図れます。
従来品との重量比較
3配管の口径を小さくできる可能性があります。
圧力配管用炭素鋼鋼管からJISG3448 一般配管用ステンレス鋼鋼管(SU管)に変更することにより材料代や工費のコストダウンを図ることができます。
4高い耐久性で配管の長寿命化が期待できます。
ステンレスは、『Stainless』のことで『さびにくい』という意味です。圧力配管用炭素鋼鋼管に比べて、耐久性に優れ、長寿命化が可能です。そのため改修工事のサイクルを長期化することができコストダウンにもつながり環境保全にも寄与します。
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